第2章 あなたとの出会い
あれからどれくらい時間が経ったのだろう…毎日が長くて…
窮屈で、息苦しくて…生きているのに嫌になった…
学校帰りのある日ふと思ったのだ…この線路に飛び込めばきっと私も母の所にいけると…。電車が近づいて飛び込もうとした瞬間
雄也「何やってんの?!バカじゃないの?もうっはぁはぁ…間に合ってよかった…」
杏莉「なんで…なんで私を止めるの…!!私も死ねばいいのに…。もうこんな世界…生きてる意味なんてない…」気づくと涙が零れていた。
あの夜だって泣かなかったのに…どうして…どうして…