第5章 裏切りの代償 ⚠
眉間に皺がなくスヤスヤ眠るローの顔は随分と子供らしい
ここに来たときは、いっつも眉間に皺が寄ってたのに
思い出して、思わず口元が弛む
ロー、、、あなたが好き
心から大好きよ
大人になったら迎えに来てくれるとローは言った
しばらくは離れないといけない
正直、すごく寂しい、、、
でも、、、、
名医になって二人でたくさんの患者さんを救えるようになりたい
そんな、新たな夢もできた
(そうだよ!プロポーズだよ!)
あの夜の事を思い出して、顔が赤くなる
そっと触れたローの唇の甘い感触
心が震え上がる程に嬉しかった、、、、
ローも程なくして麻酔から目が覚めた
「あ!ロー、、、、大丈夫??」
声をかけられ隣の主人公を見つけると、ローはそっと手を伸ばした
掠れた声で、ローが口を開く
「、、よかった、、、。ちゃんといた、、、。」
ローも同じことを考えたようだ
主人公も、その手をしっかりと握り返す
「うん。ちゃんといるよ。」
主人公の術後の少しやつれた姿を見て、ローはグシャリと顔を歪め、呟いた
「ごめんな、、、、、」
謝られて、一瞬なんのことかわからなかった
ローは謝らなければならない事を、何かしただろうか?
「体、、、大丈夫か?、、、痛かっただろ。」
ようやく、ローの言葉の意味がわかる
ローは自分の体を心配してくれているのだ