第5章 裏切りの代償 ⚠
手術から数時間後、、、、
主人公は麻酔から目が覚めた
見慣れない天井、、、、
ああ、そうか。私、手術したんだっけ、、、、
ロー、、、!!
覚醒しつつすぐにローが気になり、まだ重い頭を傾け隣のベッドに目を移す
隣のベッドには、まだ麻酔で眠るローがいた
よかった、、、ちゃんといた
ホッ、、、と息をつく
リリスが気遣ってくれたのだろう、ローのすぐ隣にベッドを並べて置いてくれている
成功したのね、、、、本当によかった
ローが眠っているのだとわかり、主人公は心から安堵した
ローの腕には点滴が繋がれていて、中の液体が規則正しく落ちている
ポタリ、、、ポタリ、、、ポタリ、、、
主人公から採取された骨髄細胞がローの体にゆっくりと入っていく
規則的に落ちる点滴を眺め、まだ、はっきりとしない意識の中で主人公は言いようのない喜びを噛み締めていた
これで、ローは助かる、、のね
私の細胞がローの中に、、、
ポタリ、、、ポタリ、、、ポタリ、、、
嬉しいけど、、なんだか擽ったい、、、
本格的に覚醒してきたので、ゆっくりと起き上がろうとしたが背中に激痛が走る
思った以上の痛みに主人公は顔をしかめた
何十箇所も骨に到達するよう針を刺されているのだ、無理もない
しかし、これでローが助かるのなら、こんな痛みなんて何ともなかった
今回の手術でローの身体に細胞が無事生着しないなら、また再手術になる
自分は何度だって喜んで手術を受けるだろう
結局、主人公は今は起き上がることは諦め、ローの寝顔を見つめた、、、、