第2章 暗闇に差し込んだ光
一体、何軒の病院をまわっただろうか、、、、
コラソンは世界中の病院の資料をどこからか用意し、手当たり次第、シラミ潰しに当たった
でも、どこも反応は似たりよったり
診察どころかおれの顔を見るだけで、医者共は震え上がり青ざめた
――珀鉛病だ!すぐに院内を消毒しろ〜!うつるぞ!――
――ホワイトモンスター!帰って〜お願い!――
――もしもし世界政府!?フレバンスの生き残りだ!なぜ全員駆除しなかった!!――
どこに行っても病原菌扱い
まるで汚物を見るような眼差しを向けられ、追い出された
忘れたはずの涙が、罵詈雑言をぶつけられる度にこぼれた
悔しくて、悔しくて、苦しくて、悲しくて、、、、
見ろ!!おれはもう人間じゃねェ!
虫けらのように殺された両親や妹のラミ、友達やシスター
刃のような言葉の数々は、まるで自分と皆に向けられて言われているようで
いくらこらえようとしても、勝手に涙は溢れていた
涙なんて、あの時に枯れてしまう程に泣いたのに
おれ達が一体、何をしたっていうんだ?
「コラソン、、、
治るどころか、、、おれつら゛い、、!」
「泣き事言うな!次こそ治る‼
治るか‼死ぬか‼
命の瀬戸際だ、ふんばれ‼」
そうは言われても、コラソンも信用したわけじゃない
おれの病気を治そうとしてるのも何か魂胆があるはずだ
医者に怒ったのも決しておれのためじゃねェ
Dの名前を言った途端、おれを誘拐しやがって
本当は喋れるくせに!コラソンはずっと隠してたんだ
ファミリーの一員のくせに!
ファミリー、、、、
ファミリーでは、おれは役にたってたのに
人間扱いもしてくれた、、、、
そうさ、おれが役にたつから、ファミリーの一員になれたんだ
、、、じゃあもし、、、この先、病気が進行して役にたてなくなったら?
、、、きっと、ファミリーの奴らは、、、
くそっ!
どいつもこいつもブチ殺してやりたい!
こんな世界なんて、なくなっちまえ!
―――もう何も信じない‼―――
この思いが変わることはなかった