第2章 暗闇に差し込んだ光
「ロー、次はこの島だ」
もう何軒目かわからない、病院を訪ねてある島にやってきた
「、、、こんな小さい島に、病院なんてあるのかよ。」
言葉の通り、小ぢんまりしたその島は数時間あれば島を一周できそうな大きさだ
全体的に森で覆われているが中心部には切り開かれた場所が広範囲に広がり、20軒程の家々が船から見える
実際はもっと多いのだろう
村が存在しているのは確かだった
―――また病原菌みたいに扱われるのか、、、、
ローは重い気持ちを現すような重い足取りで、その小さな島に上陸した
「いや、正確には病院じゃねぇみたいだ。この島には病院はないらしい。
資料には、え〜っと、、、」
と、コラソンは資料を見ようとした途端にズッコケ、近くのぬかるみにピンポイントに突っ込んだ
「どうやったら、こんな何もないとこでコケるんだよ!」
すかさず、ローのツッコミが入るが、心配した通りコラソンも資料も泥まみれ
インクは泥とともににじみ、破れている
もう読めたもんじゃない
「心配ない、小さい島だ。
病院くらいすぐみつかるさ。」
「さっき病院はねェって言ったじゃんか!
どうすんだよ、全く!しっかりしてくれよ!」
プンスカ怒るローに、コラソンは笑いながら
「そう怒るなよ。食料調達するついでに村人に聞こうぜ。」
フード越しに頭をポンポンされたら、何故かそれ以上怒れない
「…ッ!じゃあ、早く聞きに行こうぜ!」
先ほどまでの重い気持ちが少しだけ軽くなった気がした