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星の舟【ONE PIECE】

第5章 裏切りの代償 ⚠





雲ひとつない夜空は、星空でさえ月明かりに邪魔されよく見えない

しかし、明るすぎるほどの月光が二人を優しく照らし、お互いの顔が驚くほどよく見える



キラキラと輝く金色の月は、まるで主人公みたいにきれいで、、、、


ローは思わず呟いた


「月、、、キレイだな。」


「そうだね。」


お互い言葉少なく、見事な月を見上げた





「ついに明日からだね」

「おう。体調もバッチリだ。」

「主人公は大丈夫か?」

「私もバッチリだよ。採取後は数日安静にするだけだし。ローの方が、大変だよ。」


死と狂気が常に付き纏っていたあんな毎日を思うと、しばらく動けないことくらい何ともない

「これ位なんともねーよ。」

ローはニシシといつものように笑ったつもりだったのに、上手に笑えなかった




再び沈黙した、、、、、



お互い言いたいことがあるはずなのに、どちらも言い出せない

でも、言ってしまったら今この穏やかで幸福な時間が砂上の城のように崩れていくようで



二人でずっとこうしていたい、、、


お互いがそう思って、再び月を見上げた









しかし、そんなわけにもいかない

覚悟を決め、先に口を開いたのは主人公だった

「ローは治ったら、どうするの?」



「、、、、、、。わかんねェ。」

ローは正直に口にした


もし、治ったらファミリーにおれは再び戻るんだろうか

医者になりたい、、、

しかし、ファミリーでその夢が果たして叶うのか、、

また盗みや殺しの毎日には戻りたくはない

せっかく助かる命をそんなものに使っては、主人公にもリリスにも申し訳が立たない


険しい顔で黙り込んだローを見て、主人公も俯いた

ローもコラソンも何かを隠していることは、主人公も薄々気づいていた

言いたくない事を無理に聞き出そうとは思わない
二人には二人の事情があるのだ 



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