第5章 裏切りの代償 ⚠
しかもこんな状況だというのに、信じられない程に主人公に興奮している自分がいる
嫌がる女を抱くなんて、趣味じゃねェ筈だ
なのに、コイツ相手だとどうしようもなく衝動に贖えない
どんな女にもこんなに興奮したことはなかった
驚くほどに熱く滾る自身の欲望
彼女の中は熱く潤み、しかし初めての侵入者をきつく締めつけるように襞が絡みついてくる
主人公は痛みをこらえようと、いまだ俺の腕にしっかりと縋りついたままだ
主人公の呼吸一つさえ逃さないよう、観察するように眺めながら、ゆっくりと腰を使い始める
先端までゆっくりと抜き、また欲望を根元まで埋め戻す
「あ、、、ああッ、、!!」
まだ青く熟れていない肉壁の筈なのに、ローの欲望にしっかりと絡みついてくる
主人公の柔らかい肉壁にきつく締め付けられ、己の欲望の片鱗が堪え切れず彼女の中に滲み出たのがわかった
クッ、、、このままだとヤバイな、
入れたばかりだというのに、早くも達しそうになり落ち着くようローは息を大きく吐いた
「フッ、、お前の中、、、俺のを締め付けてるぜ。」
からかう様に言ってみたが、主人公はただひたすらに震えながら痛みに耐え偲んでいた
痛みに耐えるためかギュッと強く目を瞑っている
俺に縋る手は痛々しいくらいに白く震えていた
そんなに痛ェのか、、、
少しの罪悪感に主人公の顔を見つめた
彼女が俺の気配に気づき、涙に濡れた瞼をそっと開いた
あの頃と変わらない、海のような美しい主人公の蒼瞳
少しの風や強い日差しでも、ピシリと割れてしまいそうになるほど儚く美しい蒼い瞳
昔はこの蒼瞳に真っ直ぐに見つめられることが、ただただ嬉しかった
無意識に言葉が出た
「主人公、、、、何故、俺を裏切った?」
こんなこと、今さら聞くつもりはなかったのに、、、
自分の言葉に驚きつつも
答えを待った
実はあの時、、、と、彼女が自分の知らない秘密を吐露するのではないかと期待さえしていた
しかし、現実はそうではなかった
「ごめん、、なさ、、い。」
彼女はたった一言、、、
謝罪した
それは、明らかに自分を裏切った事を認める謝罪で、、、