第15章 ウォーターセブン 中編
カリファさんをなんとか説き伏せ、セクシー過ぎるドレスはハンガーに戻されていきホッとする
「お似合いですのに。主人公さんは宝の持ち腐れですね。」
もったいないと呟きながら、カリファさんは再びハンガーに掛けられたドレスを選んでいく
カリファさんみたいに豊かな胸と、ミニスカートを履きこなす脚があれば、さっきのドレスはばっちり似合うだろう
いまだってカリファさんのブラウスの隙間からは、立派な谷間が見えていて主人公は同性ながら目のやり場に困るほどだ
比べるわけじゃないけど、、、、と、思わず視線を自分のそれに落とす
控えめに膨らんでいる主人公の胸には、谷間ですと自信を持って呼べるものはなさそうだ
しかし、以前より下着がきつくなっていた
――太ったわけじゃないのに、なんでだろう??
なんて、ぼんやり考えていると、主人公の目の前にフワリと空色が舞い降りてきた
「ではこちらは?露出も先程のドレスより少ないですし、主人公さんならきれいに着こなされるかと。」
「きれい、、、。」
思わず感嘆の声が漏れる
カリファさんが手に持っていたのは、薄空色のシンプルなデザインのドレスだった
色使いも形も派手ではなく、胸元は重ね合わせたレースが美しい
袖はレースのパゴダスリーブとなっており、腕が多少は透けては見えるが、露出は抑えた作りとなっている
しかし、いくら露出が少ないと言っても、肩から胸にかけてはざっくりと開いているデザインだ
「私に、似合うでしょうか?だって、胸があんまり、、、」
最後あたりはゴニョゴニョと、どうしても声が小さくなってしまう
「あら、しっかり寄せて上げれば大きい方ですわよ。バストアップ失礼。」
「きゃ、、、!」