第15章 ウォーターセブン 中編
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「カリファさん!ちょ、ちょっと、待ってください!」
「どうぞご遠慮なさらず、お使いください。全て取り揃えています。」
丁寧な言葉遣いとは裏腹に、見た目からは想像できない腕力でカリファさんは、試着室に主人公を引きずっていく
「でも、私ドレスなんて着たことないんです。やっぱり仮装が、」
「お任せください。完璧にコーディネートしてみせます!」
「そ、そういうことでじゃなくてですね。」
ここは、仮面舞踏会の会場の準備室
先日、アイスバーグさんに仮面舞踏会に招待されたのだが問題が起きた
キラキラした銀色の招待カードをみんなで開いてみると
そこには、仮面舞踏会の名に相応しく、ドレスコードなるものが設定されていたのだ
男性 : 仮装、又はタキシード、仮面必須
女性 : 仮装、又はイブニングドレス、仮面必須
それを見たシャチとペンギンとベポは、
「ってか、タキシードって何??」
「タキシードつったら、ほら、あれだよ。指揮者なんかがジャジャーンってやる時に着てる、ペンギンみたいなやつじゃね?」
「え?オレみたいな?」
「いや、お前じゃねぇよ!裾の話しだよ!」
「え?ペンギンって指揮者だったの?おれ、知らなかったよ。」
「違うって言ってんだろ!バカクマ!」
「バカクマで、、、すみません。」ズーーン
「「打たれ弱っ!」」
と、こんな感じの反応だった
ローはと言えば、「簡単な仮装をしておけば、問題ないだろう。」と、思ったより気にしている様子はなさそうだった
意外だわ、、、、
主人公だって、イブニングドレスなんてもちろんない
でも仮装といっても、何に仮装すればよいのだろう
サンファルドのカーニバルに行く人は、みんな多種多様で様々な仮装をしていた
主人公が首をひねってると、ローが言い忘れたが、と口を開く
「仮装用の店屋はたくさんある。一式揃うから当日でも、充分間に合うだろ。」