第15章 ウォーターセブン 中編
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「主人公!!、、、おいッ!」
ローは腕の中で、崩れるように倒れ込む小さな体を支え抱き寄せた
「ンマー!どうした!?」
「お、おい!医者を呼ぶか!?」
「ワシの脚ならすぐじゃ、すぐに呼んで、、、」
ガレーラ屋の連中が心配してくれているのはわかったが、冗談じゃねェと思った
コイツは、、、主人公は誰にも触らせねェ
「俺が診る!医務室はあるか!?」
「ンマー!お前は医者だったな!カリファ!」
「こちらです!」
シャチ達には心配するなと伝え、秘書が案内してくれた医務室に、主人公を腕に抱いたまま急いで運ぶ
医務室に入ると、秘書は心得たように「足りないものがあれば用意しますので。」と出ていった
ずっと一緒にいたが、病気の兆候も見られなかった
もし病気ならば、ローが見逃す筈はなかった
―――あの、倒れ方は、、、
思い当たることはあった
しかし、ローがどんな病気でも治せるとしても、こればかりは専門外だ
しかも、、、、
もしかしたらその原因はロー自身かもしれない
そう思うと、ローは自分の首を今すぐ締め上げたくなった
とてもじゃないが冷たいベッドにそのまま彼女を寝かせる気になんてならなくて、ベッドにあった毛布に包み込むようにしてローは主人公をしっかりとかき抱いた
そして腕の中の青い顔に、そっと掌をあてる
改めて腕の中の彼女を見ると、小さな顔はかわいそうな位に真っ白になっていて、まるで血の気が引いていた
―――主人公、、、
さっきまで、隣で笑っていたのに
主人公の痛々しい姿に胸が引き絞られるようだった
同時に、経験したことないような不気味な鼓動がローの心臓を襲う
自分がこんなに動揺していることが、信じられなかった