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星の舟【ONE PIECE】

第15章 ウォーターセブン 中編




「おお!アイスバーグさんだ!!」

「おい、みんな!社長がおいでになったぞ。」

「アイスバーグさん!マストの出来を見てくださいよ!自信作なんです!」

「おれも!船殻の出来を見てもらいたいです!!」



アイスバーグさんが姿を現しただけで、ドック内にどよめきが起こり、次々に職人達が声をかけてくる



「まぁ待て、お前ら。客人を案内中だ。後で順にまわる。」



これだけで、アイスバーグさんがここの職人さん達にいかに頼りにされているかがよくわかる



「お、アイスバーグさん。そちらは例のお客じゃな。」


後ろからそんな風に声をかけられたので、主人公はその口調からてっきり年配の方かと思った  

振り向くと鼻が一番に目に入る、、、え、鼻?

思わず二度見してしまう

うん、確かに鼻だわ

主人公の見間違いではなく、年配の方でもなく、とっても鼻が長い青年だった



「おお、カク。今から船に案内するところだ。」

「お前さんら、あんな船を注文するとはなかなかクレイジーじゃの。ま、作るのは楽しかったが。」



カクと呼ばれた特徴的な鼻の青年は、口調に似合わず爽やかに笑った



「おい!てめえ、カリファ!」



そんな中、葉巻をくわえた男性がカリファさんのミニスカートを指さしながら怒り心頭の様子で現れた



「また、そんなハレンチな格好で!ここは男の神聖な職場だぞ!」

「ンマー!パウリー、騒ぐな!客人の前だ。」


慣れているのか、カリファさんは素知らぬ顔で、カクさんも変わらず笑っている

パウリーさんと呼ばれた人も、その風貌からここの職人さんのようだ

怒りながらも照れている表情が印象的だ



「横のお前もっ、、、!!」



バッと音がしそうな程に、パウリーと呼ばれた男性が主人公の方を振り向き、思わず返事をしてしまう



「は、、はい!」

「、、、って、お前は、、、あ〜いいな。うん、すごくいいぞ。」



パウリーと呼ばれた人は主人公を頭のてっぺんからつま先まで視線を往復させると、ウンウンと満足そうに納得している

どうやら彼の中で、女性の服の基準があるらしい



『珍しいな、パウリーがそんな風に言うなんて。』


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