第15章 ウォーターセブン 中編
「いぇ〜い!!俺の一人勝ちだな!!」
それに、どうやら、、、彼等は主人公とローを賭け事のネタにしていたようで、、、ペンギンはホクホク顔で、シャチとベポから掛け金を回収し始めた
シャチとベポは、「時間通りに来ると思ったんだけどなぁ。」「デートがよっぽど楽しかったんだろ。」なんて、言いながら、、、
真面目に考えているのは、主人公だけだったらしい
ガクリと肩を落としながらローを見ると、「ほらな、コイツ等はこういう奴だ。」と彼は言った
そんなこんなのやり取りをしていると、建物の奥から声をかけてくる人がいた
「ンマー!お前ら、久しぶりだな!そろそろ来る頃だと思っていたぞ!」
現れたのは、背が高くスマートな男性
その背後には、きっちりと髪をまとめメガネをかけたミニスカートの美女がピタリと付き添っている
「ああ、今日ついたとこだ。」
ロー達と知り合いらしく、二人は軽く挨拶を交わしている
「主人公、主人公。この人が、アイスバーグさんだよ。」
ベポがこっそりと教えてくれる
タウロスさんの手紙の人だ
「できてるか?」
「ああ。特殊だったから些か手間取ったが、ちょうど数日前に完成したとこだ。」
「早速、見てェんだが。」
「出来上がったばかりだからな。カリファ。」
「は、すぐにご案内できるように、設備の点検など全て済んでおります。」
「ンマー!!流石だな!」
「恐れ入ります!!」
ローより背が高いアイスバーグさんという人は、ウォーターセブンの市長だという
そして、ガレーラカンパニーの社長にして、海列車の管理者
上等なスーツを身に纏い一見穏やかそうな物腰だが、その存在が際立っているのは主人公にでもわかる