第3章 無力な少女
そんな、ある日、、、、
主人公がいつものように森から帰ると、、、
家にお客様がきていた
部屋に入ると、すごく面白いメイクをしている人と、、、
子供??
疑問に思った理由は、あまりにも彼が子供らしからぬ雰囲気を身に纏っていたからだ
黒い髪に鳶色の目の、大人びた表情の男の子
主人公より少し年上だろうか
主人公は一瞬で、男の子から目が離せなくなっていた
どうして、、、
どうして、そんなに悲しそうな眼なの、、、
彼の鳶色の瞳は、孤独に満ちていた
大人びた表情には、影があり寂しそうに見えた
今しがた彼は泣いたのだろうか
目尻には涙の跡も、ある、、、、
「主人公、ご挨拶して。」
しまった、お客様に失礼のないようにしなくちゃ
慌てて、きちんと背筋を伸ばす
「主人公です。11歳です。よろしく。」
面白いメイクの人が笑って言った
「可愛いお嬢さんだ。俺はコラソンだ。よろしく。」
可愛い、、、だなんて、言われたことないから、なんだか、恥ずかしい
主人公はあまり、自分の容姿が好きではなかった
やたらに白い肌も、大きすぎる目も、真っ直ぐにならないふわふわの髪も、いじめっ子にはからかわれるから、、、、
男の子を見ると
じっと固まってる
同年代の子と話すのは久しぶりすぎて、何だか緊張してしまう
「あの、、、あなたのお名前は??」
「ロー、、、だ。」
不機嫌そうだが、教えてくれた
ぶっきらぼうな声は、どこか親しみを感じさせる
ロー!
「ローね。呼び安くて素敵な名前!」
名前を教えてくれただけで、主人公の胸は期待に高鳴り、踊り出したい気持ちになった
今しがた会ったばかりの男の子なのに
主人公は、彼の事がもっと知りたいと素直に思った