第14章 ウォーターセブン 前編⚠
ウジウジ悩んでいても仕方ない
自分のできる事をしなくちゃ
気を取り直して、上陸前に揃えておかなければ食料を改めて確認する
いくら医師が二人もいるとはいえ、身体を健康に保つために食事は最も重要だ
お肉に野菜、、、壊血病予防に新鮮な果物も必須だ
たくさん買わなきゃいけないものがあるので、忘れないようにメモに書き出していく
そうこうしている内に、船は白い波を立てて順調に進んでいき、ウォーターセブンに到着した
「す、すごい、、、!」
第一声は、それしか言葉が出なかった
だって、だって、、、、なんと島の中心に巨大な噴水が空に向かってそびえ立っているのだ
それは、さながら山のような大きさで、、、主人公はもう一度すごいと言わずにはいられなかった
「2回目でも、この景色は圧巻だな。」
眩しそうに見上げるペンギンの言葉通り、巨大な噴水からは空に向かって大量の水が噴き出されていて、その水が島全体に流れている様子が伺える
それだけでも、この島の技術力が相当なものだとわかる
「見て!主人公!噴水のところ、虹ができてるよ!ほら、あそこにも!」
噴水から舞い上がる水が、太陽の光を浴びて大小さまざまな大きさの虹を作り出している
まさに、水の都の名にふさわしい光景だった
「おい、俺達は裏町の方だ。」
いつの間にか部屋から出てきたローの指示のもと、船は入り江をまわりこんで、人目を避けるような岬に停まった
でもあまり隠れているという感じではない
ベポ達によるとウォーターセブンは海賊に対してとても寛容らしい
市民は海賊を恐れるどころか、時に海軍から庇うほどに海賊慣れしていて治安は非常に良いそうだ
海賊も立派な客、島の秩序を乱すようなことをしなければ大歓迎なのだと