第1章 【命令】 ⚠
「主人公、、」
ローが自分の名前を呼んでくれた
それだけで、胸が締め付けられる
【命令】でしか繋がれないのなら、、、
それでもいい、、
ローに2度と会えなくなるよりは
消え入りたい程、恥ずかしい
自分の姿は今、薄いスリップだけだ
スリップの長さのおかげで、下半身の下着が見えないのが幸いだったが、手足ばかりヒョロリと長く、豊満な身体とは程遠い自分は酷く滑稽に違いない
「フン、、、、。」
ローに上から下まで、全身を無遠慮に見つめられる
恥ずかしさに消え入りたい
悪くねェ、、、
一方、ローは予想以上に美しい主人公の肢体に思わず声を発した
眩しいほどの白い肌に、スラリと伸びた手足、均衡がとれた肩や細い首、そのどれもが芸術的に美しい
白い肩に柔らかく纏わりついてるブロンドの髪を手に取り、もて遊ぶ
今回はこれで赦してやろうかと思っていたが、、、、
震えながら真っ赤になって俯くしかできない彼女を、更に貶めたくなった
「これも、、だ。」
スリップの肩紐を少し引っ張って、指示すると
真っ赤だった顔が一気に青ざめる
「、、っ、そんな、、」
否定の言葉は許さないとばかりに、睨みつける
しばしの沈黙の後
主人公は羞恥に震える手で肩紐をずらす
スリップを下ろしてしまえば、胸を支えるものと下半身を隠す、僅かな下着しか残されていない
胸の辺りまでスリップを下ろし、、躊躇う
「やめるか?」
ローは口もとをニヤリと歪ませ、意地悪く聞いた
無理矢理、脱がすのでは意味がない
あくまで主人公が自らの意思で脱ぐことによって、より屈辱を与えてやりたかった
「、、、ッ、、」
返事はなかったが、僅かに息を飲む声と、胸で止めていたスリップから手を離したのが彼女の答えだった
スルリと床に落ちる
僅かな下着だけになった主人公は、羞恥で俯くしかできなかったが、目の前のローの視線を痛いほどに感じていた
只でさえ、気を失う程に恥ずかしいのに、これ以上、脱げと言われたら、、、、自分は本当に死んでしまうかもしれない
次に何を言い出すのか、主人公は不安に胸が押し潰されそうだ
そんな主人公を、ローは静かに見下ろしていた