• テキストサイズ

星の舟【ONE PIECE】

第13章   一進一退 




理不尽な思いをさせられたのは、確かにこちら側の筈だ、、、、でも


彼等は命令を受けてやって来ただけ

その命令を遂行できなかった場合、彼等はどうなるのだろう、、、、



主人公はその場から動かず、小さくなりつつあるモモンガ中将をじっと見ていた

そんな主人公に、モモンガ中将が大きく叫ぶ




「これを!!」



同時に、彼はこちらに何かを投げて寄越した

勢いよく弧を描いて飛んできたそれを、一歩前に出たローが軽々と受け取めた



「これって、、、」

「、、、お前のか?」


ローの腕にあるのは、主人公のトランクだった

海軍船に乗り込んだ時に持って来た、主人公の愛用のメスなどが入っているトランクだ

主人公にとっては大事な物

単に、彼等にとっては邪魔な物だから、投げて寄越してくれただけなのかもしれないが、、、、捨てる事だってできる筈だ





―――モモンガ中将




「ありがとうございます!」


彼等にこんな風にするのは、おかしいのかもしれない、、、、それでも構わず、主人公は大きく手を振った

遠ざかる船の上でそれを見たモモンガ中将が、またもや意外そうに片眉を上げたような気がした

そしてその後、、、、

ほんの少しだけど、彼が笑ったのはきっと主人公の見間違いじゃなかったと思う




全てが解決したわけではなかったけれど、こうして嵐の様に現れた海軍は、去っていったのだった



/ 482ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp