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星の舟【ONE PIECE】

第12章   矛盾  





ハートの海賊団と確かに、見張り番は言った




「、、、、嘘でしょう、、、」



そんなの嘘、、、あるわけないわ!?

そう思いながらも、ハートの海賊団と聞いただけで主人公の心臓は飛び出そうな程にドクドクと脈を打っている




「何故、奴らが!?」


モモンガ中将の後ろに控えて立っていた海兵将校は、慌てて自分の持っている望遠鏡を覗き込んだ


「この船、目がけて進んでいます!」


すぐにその姿を確認できたのだろう、見張り番の声にその将校は高笑いした


「ハハハハ!こっちは最新式の船なんだ!!追いつけるわけはない!」 



そう言ったのも束の間、、、、

時間が経つにつれ、豆粒ほどだったロー達の船は誰の目にもわかる程に、ぐんぐんとその形を彩り始めていた



「、、、はぁッ?!なんて速さだ!」



海兵達のどよめきの中、将校も上擦った声を上げた



主人公だって驚いた

独特な海賊旗がたなびいている、あれは間違いなくローの船だ


顔からサーっと血の気が引いた



「ロー!?、、どうして!?」





「モモンガ中将!!どうしますか!?」


それまで黙っていた中将は、迫りつつある船を見据えて冷戦に言った
 

「戦闘準備だ。」


その言葉を合図に、将校が大声で叫ぶ



「戦闘準備!戦闘準備!各自、守備につけー!」



―――カンカンカンカン!
 

再びけたたましい警鐘音が、今度は鳴り止むことなく海軍の船に響き渡った


それと同時に、海兵達が一斉にそれぞれの持ち場に走り出す

海兵達の慌ただしい足音と、飛び交う指示の中、主人公は呆然となった




「ここは危険です。どうぞ部屋へ。」


屈強な海兵にそう促されても、主人公の足は張り付いたようにその場から動けない

頭の中は、どうして?しか浮かんでこない


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