第3章 無力な少女
パンクハザード、、、、、
世界政府の秘密研究所、、、
「、、、、ベガパンク、、。」
思わず呟いた
「あんた、知ってんのか?!」
その言葉を聞き、言い逃れができないと悟ったのか
ウェズンはボロボロと涙を流しながら、話しだした
「、、俺はッ、囚人だったんだ。パンクハザードで、色々薬を飲まされて、なんかの実験台にされてッ、、、。本当は逃げ出してきたんだッ!でも、すぐに嵐に巻き込まれて、てっきり死んだと思ったんだ、、、、。でも、生きてた、、、。気がついたらこの島に流れ着いたんだ。」
「まさか人に感染っちまうなんてッ、、、知らなかったんだッ!、、、隠していて、本当にすまねェ!!」
しばらくの沈黙の後
リリスは震える声を絞り出した
「わかったわ。」
ウェズンの言うことは本当だろう
何故ならリリスは、その場所を知りすぎるほど知っていた
かつて、リリスが働いていた場所
世界政府の秘密研究所
そこでは兵器となり得る、ありとあらゆる実験が行われている
囚人を使っての人体実験も当たり前だった
この男も、その実験にされたのだ
ベガパンク!!
シーザー!!
あいつらまだ、こんなことをっ!!!!
胸を掻きむしりたいほど悔しさが湧き上がる
しかし、リリスは血が流れるほど唇を噛み締め、必死に冷静さを保った
怒るのは後でもできる!!
今は早く特効薬を作らなければっ!
すぐにリリスは特効薬の開発にとりかかった
人為的な病気だとわかれば、話は早い
人が作ったものならば、必ず打つ手はある
あいにく、私には得意分野だ