第3章 無力な少女
ドクンドクンと、心臓がうるさい
「他に、他に村に体調が悪い人は!?!!」
「そういや、村長のせがれも、隣の家のじいさんも疲れた〜って昨日から寝るばっかりだな。」
「女の人や子供らは!!??」
「い、いや、ん〜別に皆元気そうだったぞ。ガキ共は今朝も走り回ってたし。」
リリスの気迫に、男は戸惑いながらも答えた
他にも村の人の状態を、詳しく聞いた
話を聞くにつれ、疑いはどんどん確信に変わっていく
伝染病だわ!!!
しかも、成人した男性にだけ伝染ってる!!
10日間一緒にいたリリスも主人公も、いつもと変わりない
慌てて駆け込んできた、男の妻達も元気そうだ
リリスはすぐにウェズンのもとに向かった
「あなた、イーストブルーから来たって言ったわね??島の名は本当なの??」
外の騒ぎが聞こえていたのだろう、、、
ウェズンはガクガクと震え出し、そして頭を抱え込んだ
「す、すまねェ、、俺は、、、!、、、俺は、、本当は新世界から、、来たんだっ。」
「新世界ですって!?」
海賊の墓場であるグランドラインを越えるのは至難の業だ
しかもウェズンの乗っていたのはただの小舟だ、到底信じられない
「本当なんだ。、、、俺ァ、、パンクハザードから来たんだ、ッ、」
「っ!?」
リリスは、固まった
パンクハザードですって??
リリスにとって、、、、二度と聞きたくない名前だった