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星の舟【ONE PIECE】

第12章   矛盾  





「おれ達、主人公の友達なんだ!なんか知ってるなら教えてよ!」


主人公に何かあったのだろうか、と、ベポは大きな体と大きな声で、口をつぐんだ院長に詰め寄った


ベポの必死な呼びかけに、言うべきか、言わざるべきか、、、と、しばらく悩んだ末の院長だったが、根負けした彼から放たれた言葉にシャチもペンギンもベポも固まった


「あの子はな、、、、もう行ってしまったんだよ。海軍と共にな。」




「、、、な、なんで?なんで主人公が海軍と?」

「ま、待てよ。え?主人公が海軍とって、なんだよ!?おっさん!わけわかんねーよ。」

「そうだ!わかるように説明しろよっ!」



彼らには、さっぱり理由がわからなかった

昨日まで、彼女は確かにここにいたのに

一緒に食事をしようと約束したのに

それなのに、海軍と共に主人公が行ってしまった、とは一体全体どういう状況なのか、、、、

ベポは狼狽え、シャチとペンギンは怒るように院長に詰め寄った


シャチ達が院長に説明しろ!と、掴みかかろうとした手前で、よく聞き知った低い声がした




「、、、アイツは、海軍に引き抜かれたんだよ。」


シャチ達が振り向くと、そこにはいつからいたのであろう、ローが不機嫌そうな顔つきで戸口にもたれかかっていた



「君は、、、、」



院長の呟きは、ベポ達によってすぐにかき消される



「「キャプテン!」」

「キャプテンは何か知ってるの?」

「、、、さっきの言葉の通りだ。アイツは海軍か政府だかに医者の腕を見込まれて引き抜かれた。だから、いねェんだよ。それだけだ。」


そう、乱暴に言い放ったローは、シャチ達から見ても明らかに怒っていた

何故ローが怒っているのか不明な上に、それだけだ、と言われても、、、、口数が少なすぎるローの説明でわかるわけがない



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