第11章 忍び寄る闇 ⚠
「、、、、そんな事、今日はしなくていい。」
そう言った彼は、今度こそ苦しそうな顔をした
何か間違えてしまったのかと不安に駆られた主人公がローを見上げると、また優しい口づけをひとつ落とされた
そんな風に言われても、次にどのようにしたら良いかもわからず主人公は固まってしまう
そんな主人公の手指や手の甲に、ローはいくつも口づけを落としてくれた
それと同時に、ローの手がゆっくりとワンピースのボタンを外していく
自ら服を脱ぐことは、いつも恥ずかしくて堪らなかった
しかし、このようにローに服を脱がせてもらう事は、それ以上に恥ずかしい気がした
全てのボタンが外し終わり、儚げな絹ずれの音を立てて服が肩からはらりと滑り落ちる
「、、ッ、、」
緊張と不安と喜びがめちゃくちゃに混じり合い、身体が震えた
カタカタと震える主人公を見て
「、、、、怖いか?」
と、ローが少し困ったように聞いた
主人公は、首を横に振った
怖くなんてない
むしろ身体は期待と喜びで、息は上がり、身体は茹でられてしまったように熱くなっている
恥ずかしかったが、証明するように主人公はローの首に手を回した
「、、、ロー、、」
耳元で名を呼べば、彼が微かに息を呑んだのがわかった
ローに強く抱きしめられたかと思うと、彼はそのまま主人公の肩に顔を埋めた
顔を擦り付けるようにされたかと思うと、露わになった肩口に口づけられる
「、、、、ッ、」
そこは先日、ローに酷く噛まれて紫色に鬱血している部分だった
ローはそこに、舌を這わした
熱く濡れた舌が、噛み跡を丁寧になぞる
そうされると、僅かな痛みと、それ以上の痺れるような快感が身体を駆け巡った
「、、、、ん、、ッ、、」