第11章 忍び寄る闇 ⚠
ローの舌に翻弄され、息継ぎもままならなくなり主人公は小さく喘いだ
「、、、ちゃんと、息をしろ。ほら、、、」
ローに促され、なんとか合間に息を吸い込む
主人公が不器用ながらも息継ぎのタイミングがわかってきたのを確認すると、ローは更に深く口内に侵入してきた
ローの長い舌に絡め取られ、促され、舌を絡ませ合う
絡み合う舌の生々しすぎる感触に、目眩がしそうだった
気が遠くなる程の長く優しい蹂躙のあと、、、、
立っていられない程にくったりとした主人公を、ローは横抱きにして軽々と掬い上げた
「あ、、、、」
思わず胸に縋ると、ローは再び優しく口づけてくれた
何度も食まれるような口づけを落とされながら、そのまま連れて行かれたのは、船内の一室
本棚にも机にも、ところ狭しと積み上げられたたくさんの医学書の横を通り過ぎ、奥にあるベッドに、そっと降ろされる
そしてローだけが、そのまま立ち上がる
触れ合う部分が無くなり、たちどころに心細くなる
主人公が泣き濡れた瞳で見上げると、ローの大きな手で両頬を包まれ、そして上から見下ろされた
その視線に、いつもの威圧感は全くない
主人公の様子を窺うような、哀れむような、または彼自身が苦しんでるような、、、そんな目だった
ためらいのようなしばしの沈黙のあと、彼は呻くような声で口にした
「、、、本当に、、、抱いちまうぞ。」
望んだのは私の方だ
改めて聞かれると、どのように返事を返せば良いかわからなかった
ローは本当は、私なんて抱きたくもないのかもしれない
浅ましい自分の願いに、律儀に応えようとしてくれてるだけ
だから、、、、
少しでも彼の手を煩わせてはいけないと思い、主人公は自らの服に手をかけた
服を脱げ、と命令される、いつもの時のように
しかし、途端にローにその手を取らてしまう
手を取られたまま彼に抱き寄せられたかと思うと、そのままベッドに押し付けられるように主人公の身体はシーツに沈んだ