第11章 忍び寄る闇 ⚠
そして、何も良い考えは浮かばないまま、あっという間に1日が過ぎてしまった
病院長にだけは相談してみたが、病院長も何も知らなかったようで随分と驚かれた
どうしたら良いのかしら、、、
主人公はため息をつかずにはいられなかった
ローにはああ言ったけど、逃げ切れる自信なんてまるでない
だからと言って素直に彼らについていくなんて、まっぴらごめんだ
あと2日、、、、
2日なんてあっと言う間だ
一体、どうしたらいいのかしら、、、、
はぁ、、、、
再び、大きなため息をついた時
「お〜い!主人公!」
呼ばれて振り返ると、そこにはシャチ、ペンギン、ベポが、こちらに走ってくる姿が見えた
3人とも随分と慌てた様子だ
「ど、どうしたんですか?そんなに慌てて。」
「うわ〜ん、主人公!聞いてよ〜!」
ベポは既に半泣きだ、、、
一体、どうしたんだろう??
そう思う間もなく、次のベポの言葉に耳を疑った
「明日には、この島を出る事になっちゃったんだ!」
「、、、え?」
ドサドサッ!
思わず、手に持っていた洗濯物を全て落っことしてしまった
「うお!派手に落としたな。」
シャチが洗濯物をすぐに拾ってくれる
自分も拾わなきゃ、、、そう思うのに、すぐに身体は動いてくれない
「船がな無事に直ったんだよ。主人公が船大工のおっさんに頼んでくれたおかげだ!だからさ慌てて報告とお礼に来たんだ。」
ペンギンの言葉に、ようやくのろのろと座り込み、シャチと一緒に洗濯物を拾った
笑わなきゃ、、、船が直ったんだから、、、、
「、、、私は口添えしただけです。お礼ならタウロスさんに言ってあげてください。」
ああ、ちゃんと笑えてるだろうか、、、
笑い方ってどうだったっけ
「、、、それで、明日のいつぐらいに出航されるんですか?」
「本当に急なんだけどさ、、たぶん、昼過ぎには出ると思う。」
あと、一日もない、、、、
明日のこの時間には彼らはもういないのだ、、、
つい俯いてしまう