第11章 忍び寄る闇 ⚠
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次の日の夕方
すっかり陽が落ちかけた頃、主人公はすっかり取り込むのが遅くなってしまった洗濯物をぼんやりと外していた
いつもならお日様の匂いがするフワフワの洗濯物も、もうすぐそこまで迫ってきている夜の湿気を吸ってしまい、少しじっとりしている
そんなこと、今は気にもならなかった
昨日の一日で色々な事が起こりすぎた
突然やって来た海軍
自分を迎えにきた、、、と、彼らは言った
星の数ほどいる医者の中から、どうして自分が選ばれたのか、考えても全くわからない
薬の開発は嫌いじゃない、むしろ好きに入る部類だ
しかし、政府に出した新薬の研究の論文は、特別に優れた内容ではなかった
そこまで自惚れは強くない
もともと、薬を外の島から買っていた街の人の負担を減らす為に作っていた薬だ
日常薬がほとんどで、政府の目に止まるような研究では決してない筈なのに
どうして、、、私なのかしら、、、
しかもあんな風に海軍の人がやって来るなんて、、、やはりおかしい事だと思った
理由を再度考えてもみだか、いくら考えても主人公にはやはりわからない
たった3日で考えろなんて、、、、
『、、助けて、、、やらなくもねぇ、、。』
項垂れた主人公に、ローは確かにそう言ってくれた
憎しみをぶつけたい相手なんか、放っておけば良いのに、、、彼はどんな気持ちで、その言葉を言ってくれたのか、、、
その気持ちだけで充分だった
助けてもらおうなんて、はなから微塵も思っていない
あのモモンガという中将、、、素人の主人公だってひと目でわかる、きっと彼は強い
それに、あんなにたくさんの海兵達、、、、、ローの強さは知らないけれど、自分の為にローが傷つくところなんて、想像もしたくなかった
これは私の、問題だもの
巻き込むわけにはいかない
ローをまた怒らせてしまったけど、、、