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星の舟【ONE PIECE】

第10章 罪の対価  ⚠




主人公は涙を流したまま、唇をわななかせたと思うと、思いつめたような表情で口を開いた

小さな声だった




『、、、、私に、、できる事なら、何でもするわ、、、。』 


『、、、何でもだと?』




あまりに白々しい言葉に、思わず主人公の言葉をなぞる



―――ハッ、、、笑わせやがる



蔑んだ眼差しを向けながら、掴んだ顎を乱暴に離す

それでもコクリと

彼女は明確な意思表示をした





『、、、ほう?』



バカバカしい

お前に何ができるというんだ

自分の身に降りかかる危険すら、予知できない癖に、、、





『じゃあ、、、俺が死ねといったら、お前は死ぬのかよ。』



神に仕える彼女が、最も犯してはいけない禁忌を思いついたままに、口にしたのに、、、



『、、、ええ。』



主人公は俺の目を真っ直ぐに見て答えた

その目には、控えめだが強い意思を持った光が宿っていた

睨みつけるように見据えても、主人公の瞳のその光は揺らぐ事はなく、、、微塵も引かずに、俺を見返してきた

彼女の言葉が本心なのだと、、、、理解するには充分だった

むしろ、そう言われる事を望んでいたかのような表情に、言いようのない苛立ちが募る






―――コイツ、、、!!!

―――ふざけンなよッ、、、!!

―――俺が、死ねと言ったら、、、死ねるだとッ!?



ムカムカと苛立ちながら、頭の中で何度も(ふざけンな!)と、繰り返す



―――お前の本性はお見通しなんだよッ!!





同時に、考えていた

、、、考え得る中で、人間としての尊厳を最も踏み躙られる事
 





今頃になって安酒が回ってきたのか、いつものように冷静に考えることができない

とにかく最高にイライラして、主人公を傷つけてやりたくてたまらない気持ちだけが、ローを支配していた


考えるより先に、口から出ていた





『じゃあ、俺の、、、奴隷になれよ。』







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