第9章 届かない気持ち
タウロスさんの側に、主人公が船を見てくれるお礼を言いに行くと
タウロスさんは、ニヤリと笑って言った
「あんたの想い人、、、あの目つきが悪い船長だろ。ありゃあ、なかなかイイ男だぜ。ま、頑張んな。」
本当に、どうしてわかってしまうのかしら、、、
主人公が赤面したのは、言うまでもない
「アイアイ!船から追い出されちゃったね〜。これから、どうする?」
「おれ、腹減ったな〜。」
「そういえば、バタバタしてて昼飯食ってねぇよな。」
そう言って、シャチもペンギンもお腹を押さえた
「飯でも食いに行くか?な、キャプテン。」
「、、、ああ。」
シャチに言われて気づいた、そういえば腹が減っている
「よしっ!じゃあ飯屋にゴー!」
「主人公もさ、一緒に行こうよ!でもって、おすすめの店を教えてよ!」
「オイ、ベポ!誰がコイツも一緒に行っていいと言った!」
「オレ達もベポに賛成!!」
「そうだぜ、キャプテン!主人公も一緒にいいじゃんか!」
主人公も一緒に行くか、行かないかで騒いでる中、当の主人公はとても緊張していた
「主人公も行くよね?、、、って、主人公ったら、聞いてる?」
ベポが首をかしげた
さり気なく、、!
あくまでさり気なく、、、!
「あの!お、お弁当はどうでしょうか?!」
「「「は?」」」
「、、、、、。」
「オオベントウって店がおすすめ?それ、どこにあるの??」
ベポがまたまた首をかしげて聞いた
「いえ、、お弁当です。あれ?お弁当、知らないですか?あ、、!海賊の人には海賊弁当になるのかしら、、、?」
みんな、なんの事かわからない様子で???な状態で首をかしげている
ローの表情は相変わらず読めない
視線だけでギロリと睨まれて、主人公はどんどん萎縮した
「あの、、もし、よかったら、、、なんですけど、、。」
最後の方は、恥ずかしさで声が萎んでしまった
そう、主人公は朝からお弁当を作っていたのだ