第2章 暗闇に差し込んだ光
主人公と名乗った少女
背はローより少し小さい
真っ白いシンプルな半袖ワンピースから、子供特有のしなやかな手足が伸びていた
その肌が真っ白なワンピース以上に白くて、ドキリとした
胸まである豊かなブロンドの髪の毛は少しウェーブがかかっていて、ふわふわな柔らかそうな金色の髪がキラキラ、、、、
まるで女の子自体が光っているみたいに見えた
形の良い唇は、ピンクの薔薇のようで、、、
大きな瞳はリリスより深い蒼、、、空?、、いや、きれいな海だ
まるで、教会の壁画の天使みたいだ、、、
ローは柄にもなく、しばし、固まってしまった
「可愛いお嬢さんだ。俺はコラソン。よろしく。」
主人公はコラソンのメイクにビビることなく、「可愛い」と言われ、恥ずかしそうにはにかんでいる
小さいようで、肝がすわっている
「あの、、、あなたのお名前は??」
目の前の天使が、固まったおれに向き合い、遠慮がちに聞いてくる
おれはその時になって、ハッとした
しまった!
自分は今、ローブをしてない
これでは肌の白い部分を、、、珀鉛病を見られてしまうじゃないか
しかし、その心配は杞憂だった
目の前の少女は、おれの肌を見ても全く気にした様子はない
なんだ、、、、、ガキだから知らないのか
そのことに、酷くホッとした
何故だかわからないが、少女から笑みを奪いたくなかった
「ロー、、だ」
自分でも嫌になるくらい、陰気な声が出た
「ローね。呼びやすくて素敵な名前!」
ローの思いなんて吹き飛ばすように、宝物を見つけたかのように、主人公の顔が輝く
笑ったら、本当に天使だ
「ロー!お友達になりましょう!」
主人公は、ローの手をとって花のように笑った
「来て!山鳩の卵がかえったのよ。ヒナを見せてあげる。」
主人公はローの手をひいて外に出ていった