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星の舟【ONE PIECE】

第8章  憎しみの形



本当に彼の幻だったのではないか、、、


そう思ってしまう程に

あまりにも突然な再会、そしてあっけない別れ

主人公は力が抜けきったように、一人取り残された礼拝堂に座り込んだ




でも


確かに彼だった

そう、確かに彼だったのだ



ローは無事だった

生きていた


今まさに神様の存在を確かに感じ、神に感謝せずにはいられない



ああ、主よ、、、、

祈りを聞いて下さり、ありがとうございます

本当に、、、本当に、ありがとうございます



  
打ちひしがれるような歓喜の中


フッと心に影が落ちた




ローのあの瞳、そして禍々しい迄の雰囲気

生きていたから、、、と手放しで喜べる状態ではなかった




段々と頭が冷静になっていく



(じゃあ、用はねェ、、、)

ローはそう言った

ということは、きっと教会に来る何か目的があったのだ


でも、予想に反して、、、私がいた

だから、、彼は去ったのだ



(ここで医師をしているというのは、、お前か?)

そう、確かに聞かれた、、、

彼がここに来た理由

目的は教会ではなく、病院だった

それは、彼がなにか診察か、それとも薬を必要としているというわけで、、







次に襲ってきたのは、津波のような後悔だった


何故、追いかけなかったのか、、、


立ちはだかってでも、縋ってでも、何をしたって彼を止めればよかったのだ




弾かれたように、教会の外に出た




何か私に、できることがあるとするならば

どんなことでも良いから、力になりたい、、!



ローを追って、走った




ロー!!



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