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星の舟【ONE PIECE】

第8章  憎しみの形




間違っても、、、

懐かしがって肩を抱き合うような関係では決してない



だって、ほら、、、こんなにも憎まれている



現実に彼から冷ややかな視線を向けられるのは、思った以上に辛かった

あと数歩の距離だが、背の高い彼にはどうしても見下ろされるようになってしまう

昔とは違うローの冷たい眼差しに射抜かれて、今にも膝から崩れ落ちてしまいそうだ



しかし、どちらにしても、このままでは埒があかない

主人公はありったけの勇気を掻き集めて、言葉を紡いだ




「、、、ええ。ここで医師をしているわ。」


「そうか、、、。」




そう言った彼の口調にほんの微かにだが、柔らかいものが含まれていたのは気のせいだろうか




「フン、、、。じゃあ、用はねェ。」




それだけ言うと、ローは踵を返した




え、、、??

待って、、、

まさか、もう行ってしまうのだろうか、、、



「、、、待って。ロー!」




思わず叫ぶように、呼び止めた



しかし

待ってもらって一体どうしようというのだ



あの時はああするしか無かったと、、、だからごめんなさいと、、、、?

10年間、あなたを忘れた日などなかったと?

そして今の今でも、ローを想っていると?



そう言うのか

、、、言えるわけない、、、



追いかける勇気も、縋る勇気も持っていないくせに

それでも、呼び止められずにはいられなかった

祈るように今一度、名前を呼んだ




「ロー!お願いだから、、ッ」





ほんの、、、

ほんの一瞬だけ、ローはピクリと立ち止まった



しかし、主人公の声を振り切るように、まるで聞きたくないとでも言うように




ローは出ていってしまった





最後まで、振り向いてももらえなかった

ただの一度も



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