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星の舟【ONE PIECE】

第8章  憎しみの形




主人公、、、、



まさか、、、、こんなところで



「まさか、こんなところで会うとはな。」



嫌味でも何でもない

自然と口について出た言葉だった


彼女はまるで信じられないとばかりに、固まっている

まるで幽霊だか亡霊だかを見たようだ



そして、音もなくフラフラと立ち上がったと思ったら

呟くように声を発した



「ロー、、、。」



ギリギリ聞き取れる程に、小さなその声は酷く震えていた






、、、覚えていやがったか、、、、





忘れられていた方が良かったのか

覚えている位には彼女の中に罪の意識があるのか

すぅっと胸が冷えていく

頭の中は驚くほどに冷静になった

どうやら、俺は声を震わすほどに【恐ろしい】存在らしい




大太刀を持ってズカズカと教会に乗り込んだ俺は、賊にでも見えているのかもしれない

それともコイツは、オレが復讐をしに来たと思っているのか

まァ、、、どちらでもかまいはしねェがな






蒼い瞳が信じられないくらいに大きく見開かれ、、

ひたと俺を見つめた



昔と変わらない、その蒼く透き通った瞳に

不覚にも一瞬、魅入られたなんて、、、



きっと、間違いに決まっている





次の瞬間




彼女の瞳から、大粒の涙がこぼれ落ちた

瞬きさえしないまま、透明な涙があとからあとから溢れてくる

まるで涙腺自体が壊れたようだ




、、、、!!



予想していたどの状況とも違い、今度こそ驚いた

きっと顔にも出ていたであろう




コイツが、泣く理由はなんだ、、、、





一瞬の戸惑いがあったのは事実だが

すぐに冷静さを取り戻し眉をひそめる




涙は酷く不快だ

気持ちがざわつく



「一体それは、何の涙だ?」



感情のままそう言い捨てると、彼女は自身が涙を零していた事をまるで今気がついたかのように


慌てて涙を拭った

そして




「、、、ごめんなさい。」



と、謝った

小さな声だった

見れば小さく震えている



泣き止んだ筈なのに、、、

なぜだかざわつく気持ちが収まらない

だから彼女に聞いた



「ここで医師をしているというのは、、お前か?」


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