第2章 暗闇に差し込んだ光
うぉおぉおん!
部屋の中に、獣の咆哮のような声が聞こえる
違う、コラソンだった
コラソンも大声で泣いている
あまりにひどい泣き声に、リリスもおれも涙が思わず引っ込んだ
「あんた!、、、ああ!ありがとうっ!」
感極まったコラソンが、リリスを力任せに抱きしめた
「きゃっ!」
バチーン!
いきなりのセクハラ行為と、至近距離であのド派手メイク顔を見て驚いたリリスがコラソンを思い切り引っ叩いた
「あっ、、、ごめんなさい、、つい。」
コラソンは叩かれたのも気にもしてない
今度は、おれを思い切り抱きしめた
「ロー!、、、、よかったなっ、、!本当に、よかったな!」
涙でメイクがぐちゃぐちゃだ
その上、左頬にはリリスの手形
「プッ、、、、ひで〜顔、、。」
コラソンのひどい顔を見て笑ってやろうとしたのに、また涙が溢れた
それを見てコラソンが、おれを痛いくらいに抱きしめた
コラソンもまた泣いていた
泣きながら、おれは、、、、
「希望」という言葉を久々に思い出した