第8章 憎しみの形
それはそうと、、、、
ローは肝心な事を思い出した
そういえば、薬が何種類か切れかけている
傷薬や、痛み止め、二日酔いに効く薬などなど、、、、
特に二日酔いの薬はシャチとペンギンが勝手に飲んでしまい、多めに用意していてもすぐになくなってしまう
あいつら、ちゃんと用量を守ってんだろうな
とにかく減りが早すぎる
次の島のウォーターセブンで補充しようと思っていたが、先程のように海の上ではいつ何があるかわからない
補充できるときに補充しておくのが正解だ
「おい、ベポ。俺は街に薬を調達しに行ってくる。修理屋が来たら直させておけ。」
「キャプテン!おれは?」
すかさずキラキラした顔で白クマが聞いてくる
ベポの顔には、自分も街に行きたい!と書いてあるが、、、
どんな街かわからねェしな
何よりベポといたら、やたら目立つ
ロー自身、懸賞金がかかっていることに何の問題もないのだが、、、、
船が壊れている今、変に目立って海軍にでも通報されたら厄介だ
とりあえず、、、
「ベポは留守番だ。」
「え〜!行きたかったな〜。」
「薬を調達したら戻る。そしたら、お前が買い出し行けよ。」
白クマの買い出しは随分と目立ちそうだが、、、
とりあえず、ロー1人ならそこまで目立たなくて済む
「アイアイ!じゃ、昼寝して待っとくよ!」
「イヤ、ちゃんと見張りしろ。」
「や、役立たずで、すみません、、、」
落ち込むクマを尻目に、付き合っていられないとばかりにローも早々に船をあとにした