第7章 償いと再会
すぐに次の子に、駆け寄る
枝で引っ掛けたのか、ぱっくりと裂けた傷が痛々しい
運が良かったのか、太い血管は切れていなさそうだ
でも何針かは縫わないといけないだろう
キレイなハンカチで直接傷を押さえる
「病院までここを、、、、そう、上からしっかり押さえていてください。」
「わ、わかりました。私が。」
母親にしっかりと押さえてもらう
そして、すぐに次の子に駆け寄る
「あーん!腕が痛いよ!!」
「見せて。こうしたら動く?」
「痛いよー!」
「骨折してるわ。」
「これくらいの枝か板のような固定できるものを!あと、教会に清潔な布がありますから誰か持ってきてください。」
「わかった!」
指示した物を、誰かがすぐに持ってきてく手渡してくれる
「シスター、これで良いかい?」
「ありがとうございます」
すぐに布を裂いて、板を固定する
ローと何度も練習したもの
数年ぶりだが、ちゃんと手が覚えていた
「これでいいわ。腕を胸より高い位置で、、、そう、楽な姿勢で座って。」
その手際の良さに、周りの大人も驚いた
「シスター、あんた一体、、、。」
「応急処置はしました。すぐに病院へ!」