第6章 嘘
全部、、、、全部、、、、
嘘だったのか、、、、、、
主人公、、、、、!!
その時
確かにローの中で何かが死んだ
それは魂と呼ばれるものかもしれないし、愛というものかもしれないし、その両方かもしれない
バラバラと足元からその何かが崩れ去り、そして沈んでいった
二度と這い上がれないであろう、底なし沼のような闇に
そのかわりに、湧き上がるのはドロドロとした黒い感情
とてもじゃないが、自分では抑えきれない程の歪んだそれは、ロー自身をもズブズブと飲み込んでいく
父様や母様、ラミが殺された日
全てを呪ったあのときの感情と同じ
―――いや、それ以上だ
再びゆっくりと堕ちてゆく
泥に包まれながら、さらに深い真っ黒な闇の中へ
目の前に道はもう見えない
光なんて届かない
あるのは、ただただ深い闇
それだけだった