• テキストサイズ

星の舟【ONE PIECE】

第6章    嘘   






「なあ、主人公、、、、。どうしたんだよ。悪い冗談はやめろよ、、、。」



そして主人公を見て、泣き笑いのような表情で呟いた

先程の勢いとは正反対に、ローのその声は酷く弱々しいものだった




涙が零れそうになる前に、口を開いた



「お金が、、、お金か欲しかったの。
珀鉛病の患者をみつけたら懸賞金がもらえるから。島を出ていく為にお金が必要だったのよ!」


島の人が言ったことを真似する


「私はお金さえ貰えたらそれでいいの。うちで死なれても気分悪いから、、、、だから、早く出て行って!」



 

主人公が何を言ってるのかわからない

口の中はカラカラになり、舌は張り付いたように動かなかった

ローがやっとのことで絞り出した声は、激しく震えていた




「嘘、、だ、、。」

「だって、あの夜、、、、約束、、したよな、、?ドナーにだって、、、。」





(主人公、、、、お前が好きだ。)

(私もっ、、私もローが、、大好き、、、)

(ロー!生きてよっ!)



月明かりの下、確かに2人は誓いあった

まるで静粛な儀式のような口づけをかわしたのが、ついこの間のことなのに

数万人に一人という奇跡で、ローは今まさに主人公の細胞によって生まれ変わろうとしているのに



(二人で名医になろうぜ!)



死んだも同じの闇の中から救ってくれたのは、お前じゃないか

おれ達の未来は明るい、、、、そうだろ、主人公

そうだと言ってくれ



「約束、、、したよな、、。」



ローは震える声で、祈るように呟いた





/ 482ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp