第6章 嘘
さかのぼること、30分前
主人公
辿り着いた答えに、もう主人公に迷いはなかった
懸命に走り家についた時、キッチンからは今朝主人公が作ったお粥の匂いが漂っていた
きっとコラソンがローの為に温めたんだろう
少し焦げた匂いも一緒に漂ってくるのが彼らしい
胡桃、、、結局入れてあげられなかったな
愛しい2人がいる気配に、胸がギュッと掴まれたように苦しくなる
途端に涙が滲み、慌ててゴシゴシと拭う
泣き顔なんて、絶対に見せたらダメだ
私は、とんでもなく間違っているかもしれない、、、
でも、愛する2人を守るために今はこれしか方法が思いつかないッ、、、
急がなきゃ、、、
そして不気味なほど波打つ心臓を押さえ、無菌室に向かった
大丈夫、できる、大丈夫
口の中で何度も呟く
走りながら考えた事を、頭の中で何度も繰り返す
主人公は大きく息を吸い込み
そして、勢いよくドアを開けた
バンッ!!!!!
予想通り、部屋にはコラソンと
当たり前だけど、ローがいた、、、、、、