第6章 嘘
引き金を引いた、その瞬間、、、、
「やめてーーーーー!」
振り返るとルッチの後ろから、何かが飛び出した
そして、その何かはルッチに力の限りぶつかりながら女に抱きついた
「クッ、、、!」
その何かに向けて撃ったのか、女に向けて撃ったのか、一体どちらだっただろう
「主人公!!」
「おかあさん!」
ドギューーーーーーーーーン
飛び出してきたのは子供だった
倒れ込む女と、、、、女と同じ金色の髪の少女がルッチの視界に入り込む
「、、、、、、。」
いくら油断してたとはいえ、まさかこの俺がこんなガキの気配に気づかず体当たりされるとは、、、
今日の俺はどうかしている
さっさと任務を終わらせよう
二人を通り抜け、女が庇っていたドアをガチャリ、と開ける
「!!!」
ルッチは目を見開いた
誰もいないっ、、!?
バカな!!!
そこはただのパントリー
隠れるスペースなんかどこにもないほど小さな空間だった
珀鉛病患者がいない
「どういうことだ、、、、?」