第6章 嘘
この様子だと、完全にバレてしまってるのだろう
今更、虫垂炎だと言いはっても誤魔化せない、、、
「騙してはいません。珀鉛病は人には伝染りませんもの。」
「開き直る気かっ!!」
茹でタコがもはや、怒りすぎて赤黒くなっている
「そんなに怒ったら、血圧が上がって脳の血管が切れますよ。」
もうじき、島を出るのだ
今更、猫をかぶってもしょうがない
「珀鉛病は絶対に伝染りませんから、安心してください。それに、彼はもうすぐ治り、、」
リリスが全て言い切らない内に、村長がわめいた
「でたらめを言うな!すぐに世界政府が行くからなっ!」
「昨日、村人が連絡したわいっ!さっき、船が見えたからすぐにでも捕まえられるはずだ」
世界政府に、、、連絡したですって、、、!?
「なんてことをっ!!もうすぐ、治るのに!」
リリスは村長の胸ぐらを掴んで、叫んだ
「く、、、苦しい、、、」
もはや、タコに色々説明しても時間の無駄だった
世界政府が来たということは、珀鉛病患者を『排除』イコール抹殺しに来たということだ
それに、家には主人公がいる、、、、
なんとか間に合って、、、、!
まだ村長が後ろで大騒ぎしていたが、構わず無視してリリスは家の方向に向かって駆け出した