第6章 嘘
政府はフレバンスで起きた事を隠したがっていて、生き残りに賞金をつけて探している
主人公だって知っていたはいたが、しかし、どこか遠い国の話のようで、実際に人が人をお金の為に政府に売るなんて、、、、信じられなかったし信じたくなかった
「息子から、肌が白い奴が先生のとこの森にいたっていうから隠れて見に行ったら、そりゃ驚いたぜ!」
「あの村に買い出しに来ていたド派手なメイク野郎も、きっと珀鉛病だぜ。白くなったところをメイクで隠してるんだ。」
「また伝染病が流行っちまう前に、処分しないとな!」
ドクン、、、ドクン、、、ドクン、、、
コラソンは違う、、、!!!
ローだって、珀鉛病だけどあと少しで治る、、!!!
それに、珀鉛病は感染らないのに!!
自分の両手でしっかりと口を覆った
そうしないと、力の限り叫びだしそうだった
そんな、主人公に気づかず尚も男達は続ける
「でも、先生達も泊鉛病患者を匿った罪で世界政府につれていかれるんだろ?
俺、先生には大怪我したときにお世話になったからな〜。なんだか、申し訳ねぇな。」
「何言ってんだ!あの親子は1年前にも伝染病を流行らせたんだぞっ!あの親子のせいで、俺ぁ死にかけたんだ!」
男の言葉が凶器のように胸に刺さる
「いくら、金持ちがたまに治しにくるったって、村人全員にちまちま分けてたらすぐなくなっちまう!
俺は、まとまった金を手に入れてこんな小さい島出たいんだ!お前だって、娯楽もねぇようなこんな島出たい〜って前から言ってたじゃねぇか。」
「そ、そうだよな!賞金があれば、こんな辺鄙な島から出ていけるもんなっ。」
「二人いるからな。一人分ずつ山分けだぜ。」
盛り上がる二人を見つめながらヨロヨロと木に縋り、なんとか立ち上がる