第6章 嘘
それから、数日、、、、
今日も主人公は、ローの元へは来なかった
同じ家にいるのに、会えないなんて
少しくらい、見に来てくれても良いだろ、、、、
リリスに聞いても
「勉強してるわ。無菌室にはできるだけ人が入らないほうがいいから、私が主人公に入らないように言ってるのよ。」
取り繕うように言われる
しかし、コラソンから主人公はしばらく部屋からも出てきてないと聞いた
食事ですら、リリスが部屋に運んで部屋で済ませてるらしい
そんなに、勉強が大事かよッ、、、、!
確かに、ローの方が幼い頃から医学を勉強していて知識があった
主人公がローに追いつくよう、人一倍頑張って勉強してるのも知っていた
それにしたって、もう1週間も主人公の姿を見ていない、、
おれはこんなに主人公に会いたいのに、、、
主人公はおれに会いたくないのかよっ、、、
ローは何も手につかなくなるくらい主人公の事を考えているのに、彼女はそうでないらしい
思えば主人公がおれに対して想う気持ちと、おれが主人公に対して想う気持ち、、、随分違うのかもしれない
自分でも、、、執着し過ぎなのはわかっていた
大切にしたいと誓った気持ちは、1週間会えないだけで切ない苛立ちに変わっていた
主人公はまだわかってねェんだ、、
自分にとって彼女がどれだけ大きな存在か、、、
グッと拳を握りしめる
嫌な予感が胸をよぎった