第2章 【R18】馴れ合いでもいい
ミケにとって、自分の存在はどういう存在なのだろうか。毎日のように考える。
会わない日の方が多い二人。想いは募るばかりで、何度かこの気持ちを伝えてしまおうかと考えたがその度に止めた。
そして次の月の深夜。
今月は計算ミスが無かった。ミケは今月、ケイトとしないらしい。
ケイトはため息をついて、背伸びをする。
背もたれに体重を預け、また息を吐いた。
ミケのことを想うと、子宮が疼いてしまう。そんな時の発散方法は決まっていた。
総務室の鍵は掛けずに、下着を脱ぐ。
仕事の際、タイトなスカートを履くケイト。
スカートに隠れているが、ケイトが履くと色気がないと言われる黒いストッキング、それはガーターストッキングで、ガーターベルトとビスチェが一体化したものでとめられたもの。
一度ベルトを外してから下着を脱ぎ、再び装着する。
もし人が戻ってきても誤魔化せる。
ケイトは立ち上がって、自分の執務机の角に股を乗せると、そのまま股をゆっくりと擦り付け始めた。
「ふ……ぅ、ん……」
足が既にカクカクと揺れ始め、ビリビリと快感が頭の方に伝わり、子宮に届く。
ミケの唇、ミケの息遣い、身体の触れ方や、モノの出入りする感覚。
「ぁ、だ、め、イッちゃ……」
考えただけで一度目の絶頂を迎えた。