第28章 お弁当

「……挿れていい？オレのでイッてよ、な？」

カカシは、私の中から指を引き抜くと、ズボンと下着を下ろす。指から私の愛液がしたたる。

衣服が濡れるのもかまわずに、
ズボンを脱ぎ捨て興奮した自身をあらわにさせた。

先端から光る体液が、たれ落ちる前に
濡れた秘口に当てる。

「……もうオレが限界」

ぐにゅんと、音が鳴る。
カリを当てながら奥へ押し込む。

「っ……！……あ、あ、はぁ……」

奥深く挿れると、ごつん、と奥にあたる。
もう入りきらないのに、根元深く押し込むと、
カカシが顔をしかめた。



「狭いね。相変わらず……たぶん動いたらすぐにイッちゃうね」

汗をにじませて苦笑いしたカカシ。大きな手が私の頭をなでる。長い髪をすくい、髪にキスをかわした。


「愛してる……花奏……動くな」


深く繋がったまま、腰だけを小さく小刻みに動かす。徐々に深く大きく腰を動かすと、カカシは私の腰をつかんで、激しくピストンをはじめた。

「あ、ぁん、ん、ん」

肌がぶつかる音と、
水を含んだ音が寝室でひびく。

それから、

私の喘ぎ声と、
カカシの荒々しい息音が
まじった。



「ぁぁあ、ぁ、ん、ん、ぁ、あ、」

骨盤の箇所を支えて、腰を動かす。

ゆるゆると、深くて重量ある圧がかかる。膣奥に硬いモノが、ゴツンゴツンと、当たる。深くノックされるたびに、息が短く快感が押し寄せた。