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【NARUTO】柔らかな月を見上げて

第27章 退院後


「……ごめん……キスも」

合わせるだけのキスだった。

あれをキスってカウントするのか
疑問かも。わからない。

サスケ君はまだ7歳だ。
もっと大人になってから
カウントして欲しい。

「……そっか」

カカシの顔がみるみる変わる。
私は困惑の色を浮かべた。

性的に動く
カカシの指が固まって。

凄く悲しそうに
ため息ついた。

視線が下をむく。
銀髪が下がる。
しょんぼりした表情で。

うぅ……。ごめん…。


「あ、でも、ほら、……10年たったら、気持ちは変わってるよ。多感な年頃だし……。あの、ごめん…」

私の情けない言い訳と
謝罪は空を切った。

「……ごめん…あの、今後はぜったい、ないようにするから、ね?」


ぜんぜん届かなくて。


「ぁんのヤロウ……」

カカシは顔をあげた。
じわじわと鋭くなるカカシの目。
さらに舌打ちが耳に入った。


「ひとの女に手出しやがって……、絶対どっかでお返ししなきゃな……」

「ちょ、だ、ダメだよ、7歳だよ」

なんてことを言うのだ。
悪いカカシだ。

私の顔を見て、
カカシは悩ましげな表情で
顔を傾けた。

情熱的なキスを
終えると、ふたたび、
息が荒くした。



「花奏……サスケと会う前は、オレの匂い付けていきなよ。な?マーキングしてやるから」とカカシのまさぐる指の腹が動き出す。


「ちゃんと、……中で出してあげるからな。体力は徐々に回復してくるから安心しなよ、な」

「えっ…?…んん…ぁん」


カカシの指が
くにくにと動きを強めた。

「っ、ん…んん…」

私の喘ぎ声が、
また弾ける。

次の動きは初めから違う。
ざらりとした膣壁を指の腹で
押し当て擦るのだ。

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