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【NARUTO】柔らかな月を見上げて

第27章 退院後


甘いため息混じりの
カカシの声が
耳元で聞こえた。

「なあ……いい?」

「……え?」

私の腰に回っていた右手と左手が
分かってない私の両胸に
はいずり上がるのだ。

私の部屋着の上から
胸をエロくまさぐる。

「……んぅ……カカシ?」

ベッドの上でふたりで座ってる状態。
胸を官能的に触る。

「花奏、さわりたい。触らせて」

そのままカカシが顔を傾けて
しっとりと唇を重ねた。


「ん…んん……ま、まだ昼だよ?」

カカシの銀髪に当たる日差しは
まばゆくて明るい。

天高く太陽は輝く。

「うん、……昼だね」

やめる気配が全然ない。

角度を変えてキスをしながら、
カカシは、服の端にひんやりした手のひらをいれて、ブラを外して、ふくらみを揉んでいる。


銀髪が頬と耳に当たった。
しめった吐息がふれる。


「花……綺麗だよな。アレ、サスケからもらったんでしょ?」

カカシの細まる視線は
窓にむいている。

ベッドの窓際に置いた赤いポセンチアの花とガーベラ。白い花瓶に飾られる。

「……花奏を心配で、わざわざ来てくれたんだってね」

カカシは舌をだして、
私の耳たぶを舐めたり甘噛みしてくる。

「う、うん。そうなんだ」

くすぐったくて
身体をねじった。

カカシが、おかしい。

腰や背中や
下腹部を触り出す。

性的に私の身体を、
じわじわと刺激してくるのだ。

「ふーーん。サスケがねぇ……」

「…うん……」

サスケ君は
ぶっきらぼうで、でも
優しくて。負けん気が強くて。
努力家で。

お花を見た時、
私を労わってくれる気持ちが
とても嬉しかった。

お腹の傷も
だいぶ良くなってきている。

激しい運動は難しいけれど、
日常生活は通常通りおこなえる。


この調子で回復すれば、
来週病院行ってオッケーならば、
また護衛を再開するつもりだ。



「へーー……。ま、あのときは、こんなこと、気にする場合じゃないって自制してたんだけどね?」

耳元で囁くカカシは
とがる口調だ。

「……こんな、…こと?…んんっ!」

指を尖端をつまんで
小さくねじった。

途端に痺れる刺激が
下部に伝わる。

「…な、なんの話?」

私は理解できずに、感じながら
頭を傾けた。
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