第2章 アパート。
風呂から上がって壁時計を見上げた。まだ朝の10時か。
今日は一日中、のんびり寝ようと、思ってベッドに行った。
そうだった。花奏がいた。
布団も一つしか無いし、シングルベッドだし、オレこれからどこで寝よう……。
ふと花奏を見れば、気持ち良さそうに端っこに寄って寝ていた。
何で先に眠るわけ?
ムカつく。寝とけとは言ったが、熟睡しとけとは、言ってはいない。
あ、これは天邪鬼だな。自分で小さく笑った。
先ほどの火照りがまだ冷めていないオレは、花奏が寝る場所に入り、後ろから抱きしめるようにひっついた。
「っ!!………あー、これはしてはいけなかったな……」1人小さく呟いた。
身体が柔らかいし、小さいな。オレの中に収まっちまう。それに身体があったかいし、気持ちが良い。
「……ん、…」
まだ起きない花奏。お腹部分を触っていたが、腕が胸に当たっている。触りたい。あんな裸見てしまえば触りたくなる。
ぷっくりと膨らんだ胸を服の上かそうっと触った。
「……っ!」
いくら揉んでも飽きない丸い乳房を
背後から触っているが、まだ起きない。
「………本当に暗部か?」
安心しきった顔して寝やがって……。
オレだから何もしないって高を括ってやがるな。
……触りたい。少しだけ。
服の中に入れてブラフックを外して揺れる乳房を触った。ヤバイ。これは……やり過ぎだよな。
でも辞めれずに、ひたすら弄んでいた。
形、綺麗だったな……と思っていれば、花奏が起きた。
パニクっている。あーもう終わりか…。
「カ、カカシ⁈や、やだ、どこ触ってるの?」
オレの手離そうと必死だ。
「本当に寝てるから襲ってやろうと思って。ーーてのは冗談で、このまま寝かせて?布団一つしかないから近くで寝ないとオレ落ちちゃうし」
「……あ、そっか…ごめん、じゃあ、下で寝るよ、布団もいらないから…」
「バカ、風邪引くでしょ?とりあえず今は一緒に寝よう」
「……うん、そうだね。って!違う、胸!いつまで揉んでるのよ!」
揉み揉みと乳房を丁寧に直に触っていれば、怒り心頭になった。でも怒っても何か可愛い。もっと触れたい。だから無視して触っていた。