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たいようが昇る頃

第1章 第1章 はじまり


(今日は始業式だけで帰れるし、最高だなー!)
嬉しく廊下でスキップをしていると、声をかけられる。
「楓ちゃん!」
「あ、唯一ちゃん!」
烏丸唯一(からすめゆい)ちゃん。塾が同じで登下校を毎日一緒にしている大好きな友達だ。
「唯ちゃん、また違うクラスだったねー...。」
「ね...。小学校も同じなのに1回も同じクラスになったことがないって、逆にすごすぎる。でも、今年も仁井くんと松村くんと一緒だったんでしょ?よかったじゃん!」
「うん!」
そう。私と優馬と由希くんはこの学年じゃ仲良しと有名の3人組。それぞれ初めて去年出会ったのに仲がよく、幼なじみのようにずっと一緒にいる。
「そーなったのも、○○のせい...。」
「え?楓ちゃん、なんか言った?」
「ううん!なんでもないよ!さ、帰ろう!」
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