第2章 再
----夏菜 SIDE----
がリビングを出たあと
シャワーを浴びて
制服に着替えた
学校に行く前に
の部屋に行き
彼女が薄着のままじゃないことを確認すると
声をかける
「家出るけど何かあったらメールしてね。
あと、病院には連絡する?」
何かあったら言いなさいと
病院の先生に言われていたので
に確認すると
首を横に振った
「わかった。
酷くなるようなら病院に連絡入れなよ…
じゃあ行ってきます」
に布団の中から手を振られたので
家を出ることにした
1人で家に残しておくのも心配だが
無理させる事もできない
私が家に残るという選択肢もあるが
がそれを良しとしないのはわかってる
今日が休む事になって
少しホッとしているところもあった
橘 真琴 、七瀬 遙…
この2人とが鉢合わせる確率が
なくなったことだ
体育の授業が合同だしクラスもとなり
このままと合わせないことは
ほぼ不可能
でも、出来るだけ再開するのを
先延ばしにしたかった
もし再開してしまった時
旧友として普通に接することはできるだろうか…
もし、取り乱してしまったら…
もし、壊れてしまったら…
はどうなってしまうのか
過去のを知ってるからこそ
それがすごく怖かった……