第2章 再
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目を覚ましスマホを見ると
ちょうどお昼どきだった
(お昼ご飯を食べて薬飲まないと〜)
体も朝よりだいぶ楽になり
いつもより長く睡眠時間をとったため
頭もすっかりしていた
念のため熱を測ると
平熱に戻っていた
ホントはこのまま
家でゆっくりしていないと行けないのだが
出かける準備をした
(帰ったらお説教かな)
怒った夏菜の顔を思い浮かべながら
ドアの鍵をかけると
スマホを出して一応連絡しておこうと
後から来る返信が予想つきながらも
文字を打った
[少し出掛けて来る]
するとすぐき返信が来た
[何の為に学校休んだと思ってるの!?
今度から留守番させるときは縄で
くくりつけて置くことにするわ
私も今日は少し遅くなるから
先に寝てて]
予想していたより上をいった返信に
苦笑いをするも
目的の場所まで足を進めた