第2章 再
黒板には名前が書いてある
その前に立ち
諸星先生に紹介してもらう
「本日からこの学校に通うことになった
さんだ」
教室を見渡すと
見たことある子がいた
岩鳶中学に途中まで通っていた為
そこで同じクラスになったことのある子だった
[よろしくお願いします]
チョークをかり黒板に書くと
クラスがざわめいた
「さんはこの通り声が出せない…。
みんなも戸惑う部分があると思うが
高校2年のこの時期に引っ越してきて
さんもわからないことが多い。
色々協力してやってくれ」
そう言うと席を案内され
が着席するのを確認すると
ホームルームの続きを開始した