第2章 再
「さぁ、じゃあさん
一緒に教室行こうか!
君のクラス2年2組の担任の諸星だ。
これからよろしくな!」
自己紹介してくれた先生は
地理の担当らしく
気さくそうな30代の男性だった
「それで〜…えーと。
あ!!天方先生!!」
諸星先生がキョロキョロして
セミロングで少しウェーブがかった髪の
女性の先生に声をかけた
「はい!あ!もしかして転入生の〜?」
女性の先生は少しおっとりとした口調で
聞いてきた
「そうです。
こちらが さん
それで、こちらが鈴木 夏菜さんです」
と紹介してくれたので
ペコリと頭を下げると
素敵な笑顔を見せてくれた
「天方 美穂です
担当は古文になります。
2年1組なので鈴木さんのクラスを担任になります」
そう言うと
ホームルームの時間が迫っており
教室に行くことになった